小田急電鉄、小田急百貨店、NTTドコモは、AR/VR技術を活用したサービスの企画・開発を行うMESONと共に、2021年12月8日(水)から12月14日(火)まで、スマートフォンのカメラを通して見える店内が美しい自然の空間へと変化し、ユーザーに安らぎと新感覚の購買体験を提供することをめざす「SAINT RAY(サン・レイ)~聖なる光「サン・レイ」は、僕らをデジタルヒーリングの世界へイザナう~」を小田急百貨店新宿店ハルク 2F ハルクスポーツ内の特設エリアにて開催する。なお、本イベントはNTTグループが展開するXR事業(NTT XR)の取組みのひとつ。
本イベントは、XR技術を活用し、リアルとデジタルを融合したくつろぎを感じる新たなフィッティング体験を通じた商業施設での購買支援サービスの検証を目的に実施。本イベントの特設ブースは、ユーザーがゆったりとくつろげるようにデザインされており、ユーザーは店舗内で自身の足にスマートフォンをかざすことで、ハルクスポーツで実際に販売しているシューズをバーチャル試着できる。
さらにユーザーは、空間に広がるデジタルヒーリングの世界を楽しむことができる。AR技術で店舗空間に表現された雪や氷、オーロラなどの自然界のヒーリング要素を楽しみながら、まるで氷の惑星に旅に出たかのような没入体験を味わうことができる。体験中にバーチャル試着を行い気に入った商品は、そのまま店舗で実際に購入可能となっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、インターネットでのモノの購入が伸長する中で、商業施設は従来型の物販から、ユーザーが店舗に足を運ぶこと自体に楽しさを感じ、店舗内でより長く時間を消費してもらえる「体験志向型」店舗へ変革することが求められている。本イベントではXRによってリアルな店舗にデジタルの体験を掛け合わせることで、店舗での滞在時間をより楽しく、快適にすることをめざす。
本イベントにおいて、小田急電鉄は、多彩な魅力を持つ新宿のまちづくり活動の一環として、XRによるデジタルと現実世界が融合した新しい感動やワクワクにあふれる街の実現に寄与。小田急百貨店は、本イベントの会場となる小田急百貨店新宿店ハルクのスペースを提供し、イベントの実現に向けてユーザーとの接点を創出。また、今後もXRを活用したリアルとデジタルが融合された体験から、そのまま購買へとつながるサービス等も検討していく。ドコモはMESONと共にXRコンテンツの企画開発を行い、店舗への送客、購買の支援およびその効果検証を担う。