NTTドコモは、スーパーマーケットや飲食店などの小売業で発生する食品ロスの削減をめざすサービス「ecobuy(エコバイ)」の提供を開始した。SDGsの達成に貢献する取り組みを行っていく。
ecobuyは、消費者が食品ロス問題を意識して、自発的に消費・賞味期限の近い食品を購入するような「消費行動の変化」をめざしており、対象となる食品を購入した際のレシートをスマートフォンのecobuyアプリ経由で撮影し申請してもらうことで「ecobuyポイント」がたまる仕組み。ためたポイントはdポイントなどに交換することが可能に。
売り場でecobuyを展開する加盟店企業(スーパーなどの小売企業)は、食品ロスの削減に加え、廃棄物をゴミ処理工場まで運搬する際や焼却処理を行う際に排出される二酸化炭素(CO2)を削減でき、企業のSDGsへの取り組みを消費者にわかりやすくアピールするほか、ESG投資対策にもつなげることができる。
先行導入指定た越智今治農業協同組合が運営する直売所「さいさいきて屋」(愛媛県今治市)、および秦野市農業協同組合が運営する直売所「じばさんず」(神奈川県秦野市)において、商用サービスを開始した。