ベイクルーズは、複数ブランド・多店舗展開する小売・サービス業での顧客体験計測とスタッフマネジメントに最適化したCXツール「x-gauge(エクスゲージ)」を、同社のブランドである「IÉNA(イエナ)」「SLOBE IÉNA(スローブ イエナ)」に導入。10月4日より運用を開始する。
CXツール「x-gauge」の特徴は次のとおり。
特徴1:顧客からのリアルタイムフィードバック集計
店舗を利用する顧客がウェブを通じて回答したフィードバックは即時集計され、利用店舗のダッシュボードに反映される。 接客担当特定ができる場合、接客担当者別の集計、接客担当者別のフィードバック一覧を表示する。
特徴2:NPS・個別顧客体験満足度の分析、優先改善課題分析
顧客ロイヤルティ指標NPSの算出、個別顧客体験満足度の集計をリアルタイムで提供。また、相関分析から優先して改善すべき課題を任意の軸(各店舗・ブランド別など)で表示する。
特徴3:認知賞賛コメントによる活性化・ベストプラクティス共有機能
顧客から褒められた声を元にスタッフ相互(同じチーム、組織の縦方向、チーム横断)の認知賞賛コメントのやりとり・ナレッジ共有のできる機能を提供。 現場スタッフのモチベーションを高めるだけでなく、再現性ある卓越した顧客体験提供のナレッジベースとなる。
特徴4:複数ブランド・多店舗展開に対応するダッシュボード
複数ブランド・多店舗展開企業では「本部 ー ブランドマネージャ ー エリアマネージャ ー スーパーバイザー ー 店長 ー 店舗スタッフ」 といった組織レイヤー構造があり、また、メンバーの部署異動も頻繁に発生する。 x-gaugeはこうした小売・サービス業の組織の特徴に柔軟に対応できるようID管理やダッシュボード管理ができるよう設計されている。
株式会社エンゲージでは、これら機能をクラウドSaaS形式で提供しており、2020年3月のサービス開始以来、外資・ドメスティック合わせて約160ブランド3,500店舗で利用されている。ユーザーのインサイト(感情・評価・高評価や低評価のポイント)にリアルタイムで触れる機会の提供、データの分析と優先すべき課題の可視化、フィードバックを起点にしたスタッフ相互の認知賞賛が習慣化されるよう設計されている。
ベイクルーズでは2021年2⽉から⼀部ブランドでパイロット導⼊として「x-gauge」を利⽤、その実績からこの度「IÉNA(イエナ)」26店舗、「SLOBE IÉNA」19店舗での正式導⼊となった。
x-gaugeの導入を通じて、店舗での顧客体験の改善・スタッフの認知賞賛・現場でのPDCAの高速化といった価値提供を行い、ベイクルーズグループが掲げる行動指針である 「JOY FOR CREATION! JOY FOR CHALLENGE!(まずは考えよう、創造していこう。そして、⽇々チャレンジしていこう。)」を現場スタッフが実感し、実現できるよう支援していく考え。