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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

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ECzine Day 2022 Winter

2022年12月1日(木)10:00~16:10(予定)

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季刊ECzine

2022年秋号(vol.22)
特集「Above and Beyond expectations!!〜期待以上の体験を提供するテクノロジーとブランド〜」

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猫の手も借りたい中小EC担当者に必須な仕事への考えかた

数字を見るだけで成果につながるマーケティングはできない 今日から実践したい思考法と想像力の養いかた

 少人数でEC運営を行い、日々「やるべきこと」に追われている。当月の売上を作るべく奔走するのも成果を出すためには必要なことと言えますが、数字ばかりに気を取られ目の前にいる顧客を忘れてしまっていることはないでしょうか。当連載では、2022年5月までフランツ株式会社のEC事業部に所属していた中林慎太郎さんが自身の経験を踏まえ、中小EC担当者が考えるべき仕事との向き合いかたについて解説します。第1回のテーマは「マーケティング推進に必要なマインドセット」についてです。

言葉に踊らされるな 向き合うべきは「お客様が求めること」と「自社に必要なこと」

 まずはじめにひとことお伝えしたいのですが、当連載ではもしかすると少し厳しい言葉が出てくることもあるでしょう。しかし、その言葉は何かを批判するわけではありません。ビジネス環境や業績向上が改善の積み上げに起因するように、現状を受けとめて改善につなげていってほしいという願いを込めたメッセージです。

 世の中にマーケティングの考えかたやECという商売が浸透する中で教科書のような法則ができあがり、それを見た人々が頭でっかちになりすぎて「自分の頭で考えること」や「目の前にいるお客様と向き合うこと」を疎かにしてしまっているのではないか? と、僕は危惧しています。そこで、当連載では僕なりにマーケティングやECの仕事をする際に忘れてはならないこと、大前提として持つべき考えかたなどについて、お伝えしていければと考えています。

 ECの世界に10年以上身を置き、デジタルマーケティングを含むマーケティングについてのさまざまなデータやメディアの記事などを見ていて、よく考えることがあります。それは「専門用語が乱立し過ぎていないか?」ということです。

 たとえば、「O2O」「オムニチャネル」「OMO」「D2C」といった言葉は、今突然生まれたものではありません。従来のものの売りかたから徐々に変化を遂げ、流行り始める前から存在する考えかたです。しかし、あたかも「今生まれた新しいもの」として語られ、「今すぐやらねば!」と躍起になる人が出てくる点に、僕は「ちょっとなんだかな」と違和感を覚えています。

 もちろん言葉が生まれ、領域や定義が明確になることで役割分担ややらねばならぬことなどが整理しやすい、専門知識のない人にも説明がしやすいとなることはあるでしょう。そのため、こうした言葉を使って物事を語ること自体が悪いわけではないと思っています。

 しかし、あくまでお客様が求める形に売りかたを変え、良いサービスを提供し続けるという行為は、昔から商売をしている全員が行っていることであり、行うべきことです。また、正直こうした単語でセグメントをしたがるのは「売り手だけ」と言えます。

 お客様にとってはO2OでもオムニチャネルでもOMOでも、サービスが改善されれば「便利だね」となり、使いにくいものであれば「なんか違うね」となるだけです。流行り言葉に踊らされ、「OMO実現に向けて何かしよう」という視点から考えるのではなく、自分たちのビジネスに何が必要なのか、お客様は何を求めているかを軸に考え、取り組みを進めるべきだと僕は考えています。

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この記事の著者

中林 慎太郎(ナカバヤシ シンタロウ)

1981年三重県生まれ、台湾育ち、神戸市在住。Webデザインに魅了されFlashを独学で学び、東京にてWeb制作会社に入社。芸能プロダクション・テレビ局などの制作に携わる。退職後にフリーランスとして活動をしていたが、シルバージュエリーデザイナーになるために渡米を考え、その資金を貯めるため「神戸フラン...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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