attaは国内旅行における意識調査を緊急事態宣言解除直後の2021年10月1日に実施。 緊急事態宣言中の2021年9月1日にも同様の調査を実施しており、その差についても分析を行った。
2021年10月1日に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除された直後の意識調査では、自由に国内旅行に出かけられる時期に関して、一番多い回答は2022年4月~6月だった。 前回の2021年9月1日に調査したときは2024年以降が最も多い回答だった。
今回の調査では、全体的に前回の調査よりも早いタイミングで国内旅行に出かけられるという回答が多く、2021年以内と回答した割合が13%(前回2%)、2022年以内が51%(前回45%)、2023年以内が21%(前回29%)、2024年以降が15%(前回24%)となり旅行時期に関する意識の変化が見られた。
国内旅行に自由に出かけられる状態になるのは、「日本全国的にコロナ感染者数が減少していること」と回答した人が70%弱という結果となった。 次いで治療方法の確立、緊急事態宣言等が発令されていないことと続いた。 GoToトラベルのような旅行促進施策よりも、全国的なコロナ感染者数減少や治療方法の確立が必要だという回答が多かった。
訪問したい国内旅行の旅先は前回調査と大きな差は出なかった。 北海道が最も人気で、沖縄県、関西、1都3県の南関東、九州北部と続いた。
調査概要
- 調査内容:国内旅行における意識調査
- 調査主体:株式会社atta
- 調査方法:スマートフォンリサーチ
- 調査対象者 :全国20~59歳
- 有効回答数 :1054名
- 調査時期:2021年10月1日
- 比較対象:2021年9月1日に実施した同条件調査