MMD研究所は、ビザ・ワールドワイド・ジャパンと共同で、「コロナ禍での支払いやお金の管理に関する調査」を実施。その中から抽出した日本在住の全国15~69歳のデビットカード現在利用の男女1,000人、デビットカード未利用の男女1,000人に2021年8月17日~8月19日の期間で「デビットカードに関する調査」を実施した。
デビットカードを利用し始めたきっかけ「キャンペーン期間でポイントがもらえたから」「お金の管理がしやすいと思ったから」「ATMで現金を引き出すのが面倒だったから」
全国15~69歳のデビットカード利用の男女1,000人を対象に、デビットカードを利用し始めたきっかけを聞いたところ(複数回答可)、「キャンペーン期間でポイントがもらえたから」が16.2%と最も多く、次いで「お金の管理がしやすいと思ったから」が13.1%、「ATMで現金を引き出すのが面倒だったから」が12.5%となった。
これを世代別で見るとZ世代は「キャンペーン期間でポイントがもらえたから」「ATMで現金を引き出すのが面倒だったから」「新しく銀行口座を開設したから」が上位項目にラインクインしたのに対して、60代は「信頼できる銀行が発行しているものだったから」「お金の管理がしやすいと思ったから」となった。
デビットカードに感じた魅力の上位は「銀行口座と直結している」「現金でチャージをしなくても利用できる」「ポイントが貯まりやすい」
デビットカード利用者の継続利用意向は55.4%
全国15~69歳のデビットカード利用者(n=1,000)を対象に、デビットカードの継続利用意向を聞いたところ、「積極的に継続利用したい」が21.8%、「今と同じ程度継続利用したい」が33.6%とあわせて55.4%が利用意向を示した。これを世代別で見ると、60代の63.9%が継続利用したいと回答していることがわかった。
デビットカード未利用者の77.3%、国際ブランド加盟店で使えることについて「知らなかった」
全国15~69歳のデビットカード未利用者(n=1,000)を対象に、利用可能なカードブランドの種類を表すアクセプタンスマークの画像を見せ、デビットカードが国際ブランドマークのついているお店で利用できることを知っているかを聞いたところ、「知っている」が22.7%、「全く知らなかった」が77.3%となった。
デビットカードに関する調査」調査概要
- 調査期間:2021年8月17日~8月19日
- 有効回答:2,000人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:15~69歳のデビットカード現在利用またはデビットカード未利用の男女