博報堂DYホールディングスの研究開発部門マーケティング・テクノロジー・センター(以下MTC)、博報堂DYグループのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下DAC)、バイドゥの3社は共同で、中国でのビジネスに挑戦する日本企業・団体に向けたマーケティングソリューション「HDY×Baidu Data Marketing Next」の提供を開始すると9月7日に発表した。
「HDY×Baidu Data Marketing Next」は、MTCのマーケティング・テクノロジーに関するソリューション開発力とDACの中国デジタルマーケティングのノウハウ、バイドゥのビッグデータを掛け合わせて開発されたソリューション。各社の知見をもとにしたデータ分析とリサーチによる広告プラニングを行う。
主な特徴は次のとおり。
博報堂DYグループ日中一体でのクロスボーダーマーケティング支援体制
MTCがバイドゥとの共同研究により開発を主導。DACとその子会社で中国北京に拠点をおく北京迪愛慈広告有限公司が日中一体体制の運営を行うことで、日中クロスボーダーのビジネスに挑戦する日系広告主をフルファネル型マーケティングで支援する。
博報堂DYグループ専用の「Baidu Omni Marketing」
バイドゥのビッグデータを活用した分析や広告配信プランニングができるデータマネジメントプラットフォーム「Baidu Omni Marketing」のエージェンシーアカウントを用いて、市場・競合環境分析、潜在・顕在顧客分析、マーケティング戦略策定、定めた戦略ターゲットへのIDベースでの広告配信、効果検証などを行う。
Baidu内部ランディングページ作成ツール「基木魚」を応用した顧客接点・体験開発
「基木魚」を活用し、Baidu内のスムーズな動線でのブランド体験を促進。また、「基木魚」コンテンツ反応者の分析を通じた動線・体験設計の改善を支援する。