イードは6月22日、同日開催の取締役会で、NHN SAVAWAYの全株式を取得し子会社化することを決議したと発表。株式の取得は7月1日を予定しており、株式譲渡実行日にNHN SAVAWAYの商号をSAVAWAY株式会社に変更する方針。
NHN SAVAWAYは、EC事業者におけるバックヤード業務の効率化を図る複数ECショップ一元管理サービス「TEMPOSTAR」を提供している。TEMPOSTARでは、複数モール間での受注管理・在庫管理・商品管理を一元化し、POSなどの基幹システム、外部の物流・決済サービスとの連携が可能。
イードグループでは、ECサイト「スタイルストア」やECコンサルティング、ECシステムを提供する「marbleASP」など、EC領域の事業を展開。既存のEC関連アセットにTEMPOSTAR事業を加えることで、EC領域をより幅広くカバーし、EC関連事業のさらなる強化を目指す。
今後は同グループが持つECショップの収益化ノウハウと、TEMPOSTARの管理機能を掛け合わせ、EC事業者に対し効率的なECショップ運営とグロースをセットにしたECトータルマーケティング支援サービスを提供する方針。
なお、NHN SAVAWAYの既存クライアントに対しては、同グループ企業のネットショップ総研株式会社が提供するECコンサルティングサービスと連携することで、さらなる付加価値の提供、顧客満足度の向上を図るとのこと。