2013年度の国内ユニフォーム市場は、メーカー出荷金額ベースで前年度比101.4%の4,832億円となった。市場は回復基調と見て、2014年度は前年度比101.4%の4,900億円と予測している。
半数を占めるのワーキング分野は、震災の復興需要に支えられたのが要因。オフィス分野では、接客や受付、顧客対応のシーンで着用される“おもてなしウェア”の需要が伸びた。
今後の市場のトピックとして、「介護ユニフォーム市場の競争激化」、「チャイナプラスワンによる生産地の分散化」、「東京オリンピック招致によるワーキングユニフォームを中心とした需要増」の3つをあげている。
本調査は2014年5月~6月、有力ユニフォーム企業を対象に、専門研究員による直接面談、電話アンケート、文献調査を併用して行われた。調査結果をまとめた「ユニフォーム市場年鑑 2014-2015」は、A4判317ページ、10万円(税別)。