Instagramは11月12日(米国時間)、アプリ画面のデザインを一部変更し、今年ローンチした新機能「リール」と「Instagramショップ」専用のタブを追加したことを発表した。新しい2つのタブは、ホームや発見タブ、プロフィールと並んでアプリ画面の下部に表示される。
Instagramショップは今年7月に導入した機能で、これまでは発見タブ内に表示されていたが、今回のアップデートで専用のタブが設けられる。タブをタップすると、利用者ごとにパーソナライズされた商品や投稿、ショップ機能を活用してビジネスが作成したコレクション(複数の商品をテーマごとにまとめて表示する形式)が表示。また、ショッピング機能を利用しているブランドを紹介するInstagramによる公式アカウント、@shopのエディターがおすすめする商品も紹介する。
今年8月に国内でローンチしたリールは最大30秒の短尺動画を作成できる機能で、専用のタブを導入することで、利用者はアプリ内でより簡単に世界中のクリエイターの動画を発見することが可能に。また、クリエイターにとってのリールタブは、投稿した動画を通じて注目を集め、新たなファンを獲得するためのステージの役割を果たす。
Instagram責任者のAdam Mosseri(アダム・モッセーリ)は次のように述べている。
「今回のアップデートのように何かを大きく変えるのは簡単なことではありません。しかし、Instagramのコミュニティやそれを取り巻くカルチャーは常に変化し続けています。新しいデザインは、Instagramとして大切にしているシンプルさを保ちながらも、アプリとして必要な変化を反映したものです。今後もコミュニティのためにより良いプラットフォームを築いていけるよう、利用者のフィードバックに耳を傾けていきます」