楽天は、運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアを沖縄県に拡大したことを発表した。対象の荷物は、航空機および船舶により沖縄県に輸送され、そのあと同サービスの配送車にて各お届け先に配送を行う。沖縄県への航空貨物輸送は、ANA Cargoが担う。これにより、同サービスの配送対象エリアは、合計37都道府県となった。
同サービスでは、楽天グループで生活用品や日用品を取り扱う「Rakuten24」などの直販店舗、オンライン書店「楽天ブックス」、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」、家電ECサイト「楽天ビック」の商品と、「楽天市場」出店店舗を対象とする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託する一部の荷物を配送している。
同社は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の同サービスにおける配送エリア拡大もその一環とのこと。