日本NCRは、紀伊國屋書店へNCR RES MeX セルフレジモード機能の導入を開始したと発表。
紀伊國屋書店は、全国主要都市68店舗、海外39店舗の書店に加え、大学ブックセンター82店舗を展開。書店業界で初めてNCR RES MeXにセルフレジモード機能を導入し、2020年6月25日、基幹店である新宿本店において稼働を開始した。
NCR RES MeXは、マルチファンクショナルPOSアプリケーションで、セルフレジモード機能の導入により、同一ハードウェア上で有人レジ・セルフレジ・セミセルフレジの各機能の切り替えが可能となる。
紀伊國屋書店は2017年に日本NCRのPOSハードウェア「Real POS XR7」、POSソフトウェア「NCR RESMeX」を採用・カスタマイズを加え、紀伊國屋書店独自機能の搭載と操作性の改良を行った。このたびのNCR RES MeX セルフレジモード機能の導入においては、次の3つを目的とした。
- レジ待ち時間短縮による販売機会損失防止
- 接客業務へ集中的に人員配置し顧客サービスの向上につなげる
- コロナ禍の時代の変化による、非接触・非対面への顧客ニーズに対応
「NCR RES MeX」は、 有人レジ機能をベースとしセルフレジ・セミセルフレジ機能も兼ね備え、状況により瞬時に切り替えが可能なマルチファンクショナルPOSアプリケーションとして、店舗環境や混雑状況に合わせた効率的な運営を可能にする。
また、特定のハードウェアに依存しないマルチデバイスアプリケーションであり同一ハードウェア上で有人レジ・セルフレジ・セミセルフレジ各機能の切り替えが可能であるため、ハードウェア、ソフトウェアの資産投資に加え、店舗教育にかかる投資を抑えることができる。