ライトオンが「Yext Search Experience Cloud」を採用。Yext Search Experience Cloudの全製品を国内の約500店舗で活⽤し、顧客への正しい情報提供から店舗への送客、顧客エンゲージメント(親密度)の向上を図る。
ライトオンは、これまでもデジタルにおける店舗情報の掲出に取り組んできたが、地図検索で店舗が表⽰されない、⾃社の店舗ページの情報が不⼗分といった課題の解決に加え、⾃社のブランドサイトとECサイトでの統合やクチコミ対応など、新しい取り組みも必要としていた。
ライトオンの特徴として、ジーンズのセレクトショップとして年齢・性別を超えた幅広い顧客層に⽀持されていることもあり、デジタル施策については、誰もが容易に正しい店舗情報の把握と送客を促進、さらにはさまざまなオンライン・チャンネルに寄せられる利⽤体験の声への迅速な対応に重点を置いた。
ライトオンは解決策として、Yext Search Experience Cloudの全製品(Knowledge Graph、Listings、Pages、Reviews、Analytics)を採⽤。「Yext Knowledge Graph」により、ユーザーが必要とするライトオンの公開情報(店舗の地図・写真、営業時間、実施中のキャンペーンなど)を⼀元管理のもと、リアルタイムに更新でき、顧客に正しい情報をわかりやすく、タイムリーに提供できるようになる。また、「Yext Listings」の活⽤により、Google検索、Googleマップ、Appleマップ、Amazon Alexaなど世界中の150以上のデジタル・サービスに企業の情報を配信し、地図検索での正しい店舗情報の掲出機会の増⼤を図る。
また、「Yext Pages」を⽤いることにより、Google検索と相性の良い店舗ページを構築し、ブランディング強化のためブランドサイトやECサイトとも、情報やデザインを統⼀化。さらに「Yext Reviews」を通じて、連携している検索エンジンやマップ、SNSにおけるクチコミをモニタリングし、これらクチコミに⼀元対応できるようにし、カスタマーセンターでのこれまでの対応ノウハウも活⽤しながら、クチコミ情報を顧客満⾜度や店舗評価の向上に役⽴てる。そして、「Yext Analytics」を⽤いて検索パフォーマンスを分析し、デジタル施策のPDCAサイクルの改善を図る。
ライトオンはYext Search Experience Cloudの全製品を活⽤した包括的なデジタル施策により、提供するジーンズの魅⼒をさらに発信し、新規顧客の獲得、既存顧客の満⾜度向上を目指す考え。なお、今回のライトオンへの導⼊は、Yextの販売パートナーの株式会社アイレップが⾏った。
ライトオン 取締役 管理本部⻑ 川﨑純平氏は、次のようにコメントしている。
「私たちの事業は、⽇本全国の年齢・性別を超えた幅広い顧客層に⽀えられています。このため、誰もがライトオンの発信する正しい情報に容易にアクセスでき、より楽しく・便利な店舗体験、ショッピング体験を実現することがライトオンとしての責務であると考えています。このため、Yext Search Experience Cloudの各製品の機能性とともに、Yextの掲げる『検索する消費者に正しい答えを届ける』のビジョンが今回の選定要因になりました」