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日本通運、物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボットをサブスクで採用 既存の棚、人を活かす

 Rapyuta Roboticsとプラスオートメーションは、 日本通運向けに、 物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボット(AMR)のサブスクリプションサービスを商用化。

 物流倉庫向けロボティクスソリューションは、その大半が大規模な導入工事や環境構築を必要とするが、AMRは既存の棚、人を活かした形で導入が可能。また、ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」との連携により棚のレイアウト変更や扱う商材の変化に対する柔軟性と、需要の増大に対する拡張性が提供されることも物流事業者にメリットとなる。

 Rapyuta Roboticsと日本通運はこれまで、実証実験を通じてロボティクスソリューションのインテグレーション及び開発を加速させるクラウド・ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を介しRapyuta Robotics製AMRを連携させ、倉庫の作業員と協働しピッキング作業の効率化、作業者の負荷軽減を図ることを目的に検証を行ってきた。

 その結果、AMRが十分な信頼性と品質を備えていることを確認したことから、日本通運が運営している平和島のセンター向けに、AMRを提供。加えてRapyuta Roboticsと+Aのパートナーシップに基づき、より柔軟で機動力のある+Aの新たなサブスクリプションサービスを活用することとなった。

 日本通運は変化の激しい物流量、倉庫立地、オペレーション設計等に対して、柔軟な対応策を構築することが可能となり、今後複数拠点への展開も計画している。

 日本通運 ロジスティクス開発部 部長 板持直樹氏は次のようにコメントしている。

 「AMRは、「小物」「多品種」「少量」という要素を抱る日本の物流現場にフィットするソリューションです。このプロジェクトには40~50名が関わっています。1年半の長きにわたり、メンバー間では様々な意見をぶつけ合い、ようやく実運用までたどりつく事ができました。この場を借りて御礼申し上げます。物流センターのオペレーションをより高度化していくためには更なるイノベーションが必要です。今後は「rapyuta io」を活用しながら、次世代物流センターの構築に共に取り組んでいきたいと考えています」

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