ヤマトホールディングス傘下の雅瑪多国際物流有限公司は、ロジザードのグループ会社龍騎士供応鏈科技(上海)有限公司と連携し、上海ロジセンターに自動搬送ロボットを導入。中国でEC事業を行っている企業向け高品質物流サービスの提供を開始する。
中国では、越境ECの需要拡大や独身の日などキャンペーン実施時の人員確保、作業品質の担保が課題となっており、この課題に対する中長期的な対応が物流事業者に求められている。雅瑪多国際物流有限公司は、これらの課題に対応するため、ロジザードが中国企業にOEMとして提供するWMS「e-倉管」と北京企業の自動搬送ロボットを導入し、商品のピッキング作業と、商品入荷時の保管棚へ運搬・格納する作業を自動化。これにより、作業効率が従来比3倍に上昇、キャンペーンなどの一時的な出荷増への対応、作業品質維持の実現に成功している。