2012年度の国内化粧品市場規模は、前年度比100.8%の2兆2,900億円(ブランドメーカー出荷金額ベース)となった。
製品分野別に見ると、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、男性用化粧品の全てのカテゴリーで前年度実績をクリアする推移となった。スキンケアやメイクアップ市場では前年度に引き続き「時短」を訴求した簡便型の製品が、ヘアケア市場ではノンシリコン処方の製品が好調に推移した。また、男性用化粧品市場では化粧水などの整肌料で美白、にきびケア、アンチエイジングなどの機能性を訴求した製品がいずれも好調に推移した。