ロックオンは2016年12月26日、オープンソースのECサイト構築パッケージ「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE 3.0.13」をリリースした。
本バージョンアップでは、プラグイン開発者向け機能としてプラグインの雛形を生成するプラグインジェネレーターが搭載され、プラグイン開発者にとって手間となっていたファイルやフォルダの準備を、コンソール画面から簡単に生成可能となった。
また、EC-CUBE本体と基幹システムとの連携などで利用する「バッチ処理」のプラグイン開発も容易になった。これにより今後、定期的な在庫データ連携や日時での売上集計といった、バッチ実行に対応したプラグインが提供されることが期待される。
EC-CUBE 3.0.13で追加・修正された主な機能は以下のとおり。
- コマンドラインからプラグイン雛形を作成するプラグインジェネレーターの搭載
- プラグイン一覧画面でREADMEの表示に対応
- バッチ向けのコンソールプラグイン開発に対応
- プラグインから商品一覧のソート順を制御に対応
- 受注管理画面に複数対応状況の検索に対応