爽快ドラッグは、2000年に設立。生活用品・日用品を中心に販売するEC事業者だ。楽天市場が主催する、「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を7年連続で受賞している。既存主要株主は住友商事。
楽天では、生活用品・日用品ECは成長分野として重要視。ジャンル戦略強化の一環として、今回の子会社化を決定したとのこと。
これにより、生活用品・日用品の直販モデルを強化し、商品価格と配送サービスの競争力を高める。同ジャンルを扱うケンコーコムを完全子会社化していることから、連携し、商品の販売拡充、物流インフラ・システムの効率化、人材・ネットワーク・データといった経営リソースの最適化などの早期実現を目論む。
爽快ドラッグの発表によれば、執行体制の大きな変更は予定していないとのこと。引き続き、商品価格と配送サービスの競争力を高めることに加え、生活用品や日用品分野の品揃えの拡大、多モール出店やパートナーとの協業によるお客様との接点拡大、モール内へのカテゴリ別の複数店舗出店やカテゴリ特化店舗のM&Aによるカテゴリ深耕等は継続していくと発表している。