「シッピーノ」は、さまざまなECサイトで発生する注文を自動的に取り込み、物流会社システムと連携し、すべて自動で出荷することが可能となるWebサービス。EC事業の「受注管理業務」「発送管理業務」を自動することが可能となるため、人的コストの削減、時間コストの削減が見込め、効率的な店舗運営が可能となる。
シッピーノを運営する株式会社Webの匠は今回、Hamee(ハミィ)株式会社を引受先とする1億円の第三者割当増資、業務提携を実施した。
これまでHameeでは、複数のECサイトを展開しているEC事業者を中心に、「ネクストエンジン」による運営の自動化をサポートしてきた。ネクストエンジンはAPIによる外部データとの連携が可能なため、さまざまな企業とのデータ連携により受注管理・出荷業務・EC運営に関するすべての業務の自動化/効率化を推進する取り組みを行っている。
EC運営の方法や規模が多様化するなか、店舗数の増加によって管理が煩雑になることを恐れてECの多店舗展開を躊躇するケースもある。今回のネクストエンジンとシッピーノの連携により、EC企業は業務を煩雑化することなく、自動化を追求し、販路拡大のための多店舗展開を実現することが可能になる。
Webの匠は2019年(3年後)までに、6000社のシッピーノユーザーの獲得を目指しており、Hameeではネクストエンジン内のシッピーノおよび出荷業務に関連する機能開発を加速させ、連携を深めることで、さらなる出荷業務領域での自動化を目指す。