ロックオンはテックビューロが提供するブロックチェーン技術「mijin」を利用したeコマース用受注エンジンの、第一段階の技術検証を完了した。
このeコマース用受注エンジンは、現在ロックオンが提供する日本No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE」の最新版である3系において、ポイント管理部分をmijinプラグインとして動作させるかたちで、2016年4月、動作検証を実施した。その結果、当初想定していた高負荷での有用性に加えて、複数ECシステムからのセキュアでリアルタイムな情報更新が可能であり、これからのオムニチャネルEC時代でのインフラ基盤になり得る技術である基礎的な確認を終えることができた。
この実証実験は、次に受注・会員管理への拡張を目指して、さらなる開発と検証を実施する。次回の実証実験の報告は6月末に行われる予定だ。また、「mijin」は2016年夏にオープンソースとして公開予定で、商用ライセンスの価格は年間数十万円程度を予定している。