SGホールディングスと佐川急便は、日立物流との資本業務提携を発表。「“デリバリー事業”と“ロジスティクス事業”の融合」をテーマに掲げ、佐川急便の輸配送能力、日立物流のロジスティクス・テクノロジー、双方の3PL(Third Party Logistics)事業における強み、豊富なノウハウや顧客基盤を最大限に活用する。
具体的には、互いの顧客基盤を活用した営業連携による提案力の強化と事業拡大、車両集中管理やセンターの共同活用による稼働率向上と効率性の追求、両社のITとLT(Logistics Technology)技術を駆使した最先端物流への取組みを行う。また、アジアを中心としたグローバル事業の強化(フォワーディング事業やクロスボーダー輸送の連携等)、リソース(不動産事業・システム事業等)の相互活用と連携による周辺事業の強化も図る。
資本提携においては、SGホールディングスは、日立製作所から日立物流株式3234万9700株(取得価額2707円、発行済株式総数比(自己株式を除く)29.0%、議決権所有割合29.0%)を市場外の相対取引により取得。また、日立物流は、SGホールディングスから佐川急便株式1065万5240株(取得価額6224円、発行済株式総数比(自己株式を除く)20.0%、議決権所有割合20.0%)を取得する。