ジャストシステムは、スマートフォンを所有する10代~50代の男女1,000名を対象に「プッシュ通知に関する実態調査」を行った。その結果、「プッシュ通知を頻繁に開封する」と回答した割合が最も高かったアプリのジャンルは「SNS」(42.3%)で、「ゲーム」(19.2%)、「ニュース」(15.6%)、「フリマアプリ」(10.0%)が続いた。
1日に届く平均的な「プッシュ通知」の数は、「5~10件未満」(35.2%)が最も多く、次いで「5件未満」(28.3%)、「10~20件未満」(21.6%)。1日に「10件以上」の「プッシュ通知」をもらう人を合計すると36.5%で、なかには少数ではあるものの「50~100件未満」(1.6%)、「100件以上」(1.2%)もの大量のプッシュ通知を受け取っている人もいるようだ。
頻繁な「プッシュ通知」が原因でアプリを削除した経験がある人は46.6%で、年代別では50代が最も割合が高く、52.9%と半数以上の人が経験があるとしている。また、「毎日同じ更新タイミングにくるプッシュ通知は内容を見ないことが多い」は60.5%、「他の人と一緒にいるときには来てほしくないプッシュ通知がある」は42.0%など、プッシュ通知に関しては、ユーザーの反応はさまざまだ。
どのような「プッシュ通知」であれば開封しやすいかを聞いたところ、75.2%の人が「内容やメリットがわかりやすいプッシュ通知」と回答。「いかにも通知というようなフラットな文面のプッシュ通知」を挙げた人は43.2%、「テンプレートを利用したとひと目でわかるプッシュ通知」を挙げた人は41.5%だった。年代別で見ると、10代は「フレンドリーな文面のプッシュ通知」(56.2%)、「 詳しい内容はわからないがインパクトのあるプッシュ通知」(51.6%)を開封しやすい傾向にある。
また、「アプリによって、プッシュ通知のオンとオフを使い分けている」人は70.5%で、「すべてオンにしている」人は15.5%、「すべてオフにしている」人は6.9%だった。
【調査概要】
調査名:『プッシュ通知に関する実態調査』
調査期間 :2016年3月10日(木)~15日(火)
調査対象 :スマートフォンを所有する10代~50代の男女1,000名