「minne」は、PC・スマホから個人が手軽にハンドメイド作品の展示や売買ができる、国内最大のハンドメイドマーケット。2012年1月にサービスを開始し、同年10月にスマホアプリを提供。2015年以降は大幅にプロモーションを強化し、2016年2月にはスマホアプリが累計500万ダウンロードを突破した。
作家の支援活動にも力を入れており、作品を送るのに適したオリジナルデザインBOXをヤマト運輸と共同で開発・発売したほか、全国各地での対面販売イベント、東京都世田谷区にある「minneのアトリエ」での作家向け勉強会などを積極的に行っている。こうした施策によって、昨年3月に登録作家数が10万人を突破し、今年の3月5日には登録作家数が20万人の大台に乗った。この1年間で登録作家数は2.1倍に成長している。
現在では、ハンドメイド作家も、新しい働き方のひとつとして確立しつつあり、「minne」の登録作家で月10万円以上を売り上げる作家は1,227名。これは2014年同月と比較すると15.7倍と急増している。また、2016年1月の販売額No.1は約400万円にのぼっている。
GMOペパボでは、ハンドメイド作家という新しい働き方支援の一環として、作家支援スペース「minneのアトリエ」で「minne」に登録する方に向けた「初心者向け勉強会」や、「はじめての確定申告講座」を定期的に実施。今春には、女性の働き方支援に力を入れている神戸市と協力し、「デザイン・クリエイティブセンター神戸/KIITO」に関西初の「minneのアトリエ」を開設する予定だ。
今後「minne」では、手作りのぬくもりが届けられる経済圏を新たに創出し、より多くの作家が活躍できるよう、「食品」をはじめとする新しいカテゴリを追加し、ハンドメイドマーケット市場のさらなる拡大を牽引する。