沖電気工業(OKI)は、コンタクトセンターやATMなど多様なチャネルを持つ強みを活かし、顧客管理のプロセス・ソリューションを統合することで顧客経験価値・満足度を最大化する「統合CRMソリューション」を提唱。企業のオムニチャネル対応に注力している。
中でもOKIのコンタクトセンターシステム「CTstage」は国内市場No.1のシェアを誇っており、電話だけでなくWeb、メール、SNSなど複数チャネルの顧客応対を支援。今回、通販業界における事業拡大をめざし、「CTstage」と連携する通販基幹システム、ネット通販システムのパートナーとして、老舗SIerのジェイエスフィットと協業することを決定した。
ジェイエスフィットは、2015年4月に50周年を迎えた、通販事業者向けの基幹システムパッケージソフトの分野では草分け的な事業者。基幹システムパッケージソフトは専業兼業・商材問わず数多くの通販事業者に導入実績がある。
両社は通販事業者に対して、OKIのコンタクトセンターシステムと、ジェイエスフィットの通販基幹システム・ネット通販システムを統合したソリューションの提供を2015年10月より開始し、今後3年間で20億円の売り上げを目指す。