サッポロビールでは、従来行ってきた商品やブランドを軸にしたコミュニケーションに加え、Web会員の興味・関心に合わせたコミュニケーションを行うことで、同社にしかできない、ブランド価値・商品と顧客の体験を追求し、会員のロイヤリティを向上していく新しい取り組みを検討。その際、顧客に最適なメッセージを効果的に届けることができるマーケティング手法の必要性を感じた。
2013年10月には、ソーシャル・メディア活用支援ツール「Oracle Social Cloud」を導入していたことから、「Oracle Cross-Channel Marketing」を採用することで、短期間でコストを抑えた導入が可能となることから、2015年2月に同ツールの採用を決定した。現在、試行錯誤を繰り返しながらキャンペーンを設計しているとのこと。
サッポロビールでは今後、キャンペーンの対象者を広げながら、製品への興味・関心やWebへの訪問履歴などの軸で会員を分類できる「Oracle Cross-Channel Marketing」のスコアリング機能と、Web会員のメールやWebサイト上の行動を分析するインサイト機能を活用する予定。