2014年度第3四半期のeコマース流通総額は3,244億円で、前年同四半期比8.1%増となった。流通総額のうち、ショッピング関連(LOHACO含む)が1,028億円、オークション関連が2,215億円となった。出店ストアのIDは24.3万で、2014年10月に発表された第2四半期の19.3万から5万増となっている。
Yahoo!ショッピングの今後について、ショッピングカンパニー長の小澤隆生さんは、以下のようにコメントしている。
「出店ストア数が24.3万は、現状でも競合と比較して多いが、10倍、20倍にならないとナンバーワンとは言えないと思う。引き続き、売り手を増やす施策は打っていく。
売り手の増加と買い手の増加にタイムラグがあるのは承知していたが、楽観視はできない。流入についてはヤフーは強いので、1回買っていただいたお客様にリピートしていただくこと、流入してくださったお客様のコンバージョンレートを高めること、2つの施策を打っていく。
また、お客様の『Yahoo!ショッピングで買った』という意識がそれほど高くないため、アプリでの稼働率を増やしていく。アプリ、スマートデバイスへのシフトを進めていく。
マネタイズについては、『第3位のモールとして打てる施策』と『流通額1番になったときに打てる施策』の2つを考えて、広告製品の開発を行っているところだ」