フジテレビは、アバターコミュニティ「ZEPETO(ゼペット)」と戦略的パートナーシップを締結し、ZEPETOを中心に活動するアバターアーティスト育成プロジェクト「超越のゆにばーす『シャーぴゅる』-イケボアバター育成計画-」を開始することに合意した。
韓国・NAVER Z Corporation(以下、NAVER Z)が運営するZEPETOは、スマホアプリで容易に理想の3Dアバターを生成でき、メイクや着せ替え、コミュニケーションを仮想空間上で楽しめるサービス。アバターのポーズやダンスをSNSで公開できたり、アバター同士でチャットや音声、メッセージ、ライブ配信、ゲームによる交流ができたりと、メタバース上でアバターを軸としたソーシャル機能も体験できる。
さらに、作成した3Dアバターは、髪型や体型などもユーザーの嗜好に合わせてカスタマイズでき、ZEPETO内で着られる衣装のデジタルアイテムを制作・販売することも可能となっている。
「超越のゆにばーす『シャーぴゅる』-イケボアバター育成計画-」では、まず、声優アーティストオーディションを開催。アバターに声優が声を吹き込み、その歌声などを審査する。優勝した声優は、ZEPETOを中心に活動するアバターアーティストとなり、世界デビューを目指す。同オーディションの様子は、共同制作で番組化される予定となっている。
同プロジェクトは、ZEPETOで2023年7月より提供が開始された2Dアバターで行われる。フジテレビは、ZEPETOコミュニティの熱量やコンテンツの拡張性に可能性を感じ、NAVER Zと戦略的パートナーシップを構築。両社でエンタメ市場におけるさらなる企業価値拡大を目指すとしている。
同プロジェクトの詳細は、今後、順次発表していく予定とのこと。