専用倉庫建設は、配送コスト・時間を削減してネット通販の即日配送を可能にするほか、商品カスタマイズに対応したり、情報発信基地としても活用される。
ファーストリテイリングが発表した、専用倉庫建設の目的
- 配送コスト、時間を大幅削減
- 店舗のリアルタイムの販売状況に基づき、必要な商品を短時間で配送
- 倉庫にバックルーム機能を備え、商品をすぐに陳列できる状態で配送、店頭欠品を減らす
- 顧客の希望に沿った商品のカスタマイズに対応できる加工機能を備える
- 物流の司令塔としての機能を持ち、店舗や宅配パートナーとの連携を図る
- 店舗とともに、顧客への情報発信基地として機能する
倉庫は2016年1月25日竣工予定。
「ファーストリテイリング 2014年8月期 決算サマリー」によれば、国内ユニクロ事業の2014年8月期の売上高は7,156億円、営業利益は1,106億円で増収増益となったが、売上高経費比率は1.7ポイント上昇。人件費比率に加え、物流コストが上昇した影響によるとしている。