10Xはイトーヨーカ堂と、首都圏を中心としたイトーヨーカドー店舗における、店舗起点の配送サービス・顧客体験強化の共同検討を開始した。
イトーヨーカドーは、コロナ禍によって急増した首都圏のネットスーパー利用ニーズを受け、キャパシティ拡大と収益化を目的に、「イトーヨーカドーネットスーパー」を店舗出荷型からセンター出荷型へ移行すると発表。
これにより、同サービスによる店舗出荷が不要となるが、イトーヨーカドーでは購入した商品を当日中に配送するサービス「きいろい楽だ」や予約商品の受け取り、オンライン注文の即配サービスなど、店舗を軸としたサービスを現在も提供している。
両社は、こうした多様化する顧客ニーズへの対応と、ネットスーパーと店舗の両輪による顧客体験の向上を目的に、「イトーヨーカドーの店舗資産を活用した未来のお届けサービス像」の共同検討を行うとのこと。共同検討にあたっては、10Xの持つ新規サービス開発のノウハウ、デジタルを活用した顧客体験創出、オペレーション効率化支援の実績を活用する。