BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、OpenAI社が提供する対話型AI「ChatGPT」を活用したAI機能「BASE AIアシスタント」の提供を開始したことを発表した。
「BASE AIアシスタント」は、ChatGPTの文章生成機能を活用し、商品説明文や顧客に送付するメールマガジンの文章、SNSへ投稿する文章の作成をサポートする機能。
ChatGPTとは、人間を相手にしているときと同じような対話ができる、自然言語処理技術を用いたAI(人口知能)チャットボットである。「BASE」とChatGPTを連携させることで、主に「BASE」を利用するオーナーの文章作成業務の負担を減らし、ものづくりやマーケティング、ユーザー対応などコア業務に充てる時間を創出することが可能となる。
「BASE AIアシスタント」の第1弾では、商品説明文の作成をサポートする機能を提供開始。同機能は「BASE」の商品登録画面上で利用でき、入力した商品名から商品の特徴や訴求内容を含む400文字前後の商品説明文を自動で生成することができる。
これまで「BASE」を利用するオーナーは、何もないところから自身で商品説明文を作成する必要があったが、同機能を利用することでAIが30秒程度で生成した文章を参考にしながら清書する、もしくは誤植部分のみを修正するだけで商品説明文を作成できるように。なお、商品名だけでなく、商品の特徴やキーワードを入力してから文章生成を行うことで、より意図に沿った商品説明文を作成することが可能になるという。