セイノーホールディングス(HD)が、地区宅便と株式100%を取得することで合意。9月1日よりセイノーグループとなる。
地区宅便は東京都内に本社を構えるほか、埼玉県・千葉県・北海道にも支店を持つ老舗のメール便・ポスティング会社。昭和55年に設立以来、メール便事業のパイオニアとして、独自の商品追跡管理システムを導入するなど業界を常にリードしてきた。長年、培ったノウハウにより、ラストワンマイルの配送ネットワークを構築し、お客様に満足度の高いサービスを提供している。
今回のグループ入りは、セイノーHDの中期経営計画『Connecting our values』における取り組みの一環として、ラストワンマイルのネットワーク強化を目的としている。
日本のEC化率は年々増加しており、利用顧客は商品をアイテム購入することで注文頻度が増え、宅配貨物のサイズは小さくなってきている傾向にある。
このような背景から、地区宅便が持つラストワンマイルのネットワークとセイノーHDが持つ幹線ネットワークを組み合わせることで、時代に即した新たな配送ネットワークの構築に取り組んでいく考え。