オイシックス・ラ・大地は、2022年1月24日、食品EC「Oisix」の物流センターの移転に伴う配送トラブルが発生したことを発表。コーポレートサイトにお詫びを掲載した。
1月25日15時に更新された「Oisix」内のページでは、物流センター移転の経緯と状況、対応と対策について記載している。
2020年5月に新型コロナウィルス感染拡大の影響で注文が増え、やむを得ず注文を制限するなどの事態から、強固な出荷体制を構築すべく、当初予定していた2024年より大幅に前倒しして2022年1月に物流センターを移転することを決定。2022年1月18日に移転を行った。
しかしながら、初日の商品入荷にまつわるトラブルを皮切りに混乱が続き、実際の在庫とデータ上の在庫が一致しないといった事象が多く発生したため、出荷の遅れや欠品、配送ができない事態が連日起きているとのこと。
社員総出となって出荷作業にあたりつつ、発生している問題の解決を並行して進めているが、問題の収束までは一部商品の販売休止や注文の制限などを継続せざるを得ないそうだ。今週注文を行ったユーザーには問題なく配送できることを目指して進めている、と記載されている。
1月26日 14:20情報更新
オイシックス・ラ・大地は1月25日、20時時点で、その日に配送予定していたすべての出荷を完了したと発表。
出荷完了率、欠品率ともに大幅に改善は進んでいるが、現時点では不安定な要素がいまだあり、問題の収束を約束できる状態にはないため、無事にすべてのユーザーの注文を問題なく配送できることを最低ラインとして引き続き改善を進めていくとのこと。