マイボイスコムは『ATMの利用』 に関するインターネット調査を2021年12月1日~5日に実施し、10,018件の回答を集めた。
直近1年間の送金方法
直近1年間の送金方法は(複数回答)、「インターネットバンキングでの振込・振替」が45.9%、「ATMでの振込・振替」が31.9%、「窓口での振込・振替」が11.8%となった。
2019年調査と比べて、「ATMでの振込・振替」は減少している。
「インターネットバンキングでの振込・振替」は男性で比率が高く、男性40~60代で各50%台。 女性60・70代では「ATMでの振込・振替」が最も多くなった。
直近1年間に利用したATMの場所
直近1年間に利用したATMの場所は(複数回答)、「金融機関の店舗内・併設のATM」が80.8%、「コンビニエンスストア」が40.4%、「スーパー」が23.3%となった。 「コンビニエンスストア」は男性や若年層で比率が高く、男性10~50代では各50%台となっている。
直近1年間に利用したATMのサービス
直近1年間のATM利用者が利用したATMのサービスは(複数回答)、「現金の引き出し」が89.6%、「預け入れ」が66.2%、「通帳記入」が54.2%、「残高照会」が25.7%に。 「通帳記入」は女性や高年代層で比率が高くなった。
ATM利用に関する行動
どのようにATMを利用するかを聞いたところ(複数回答)、「手数料が無料になる範囲・条件を選んで利用する ※有料になる場合は利用しない」が80.6%、「ATMの手数料が無料・安くなる金融機関に口座を開設するようにしている」が24.3%、「他の口座への振込・振替はATMではほとんど行わない」が11.1%となった。
ATMの利用頻度が週1回以上の層では、「ATMの手数料が無料・安くなる金融機関に口座を開設するようにしている」「現金はあまり持たず、不足したらその都度、少額をATMで引き出す」がやや高くなっている。
ATMの利用頻度の変化
ATMの利用頻度が、3年前と比べて増えた人は「増えた」「やや増えた」を合わせて1割。 減った人は「減った」「やや減った」を合わせて2割強、2019年調査と比べて増加した。