DittoとJALは共同で、機内⾷注⽂管理アプリケーションの実証実験を実施した。
これまで、インターネット接続環境が不安定な機内で端末を⽤いて、タスク管理や機内⾷注⽂のような安定した接続を必要とする作業を⾏うことは困難だった。Dittoでは、インターネット⾮接続環境下にあるモバイル機器間でリアルタイムにデータ同期することを可能にするソフトウェア技術を提供しており、端末同⼠で直接コミュニケーションしリアルタイムで同期する技術によって解決した。
今回の実証実験は、客室乗務員がすでに機内で使⽤していたタブレット端末にアプリケーションを導⼊。JALでは、⾮接触型コロナ対策、パーソナライズ、イノベーションといった優先課題を解決するための⼤きな可能性を確認したと言う。
Dittoの機内⾷注⽂管理アプリケーションは今後、客室乗務員間だけでなく利用者に展開していく可能性も。フライト中、乗客は乗務員と接触することなく⾃分のスマートフォンから⾷事を注⽂し、乗務員はiPadでリアルタイムに同期された注⽂を確認し対応することが可能になる。
