アクアスターは、全国の男女400人を対象にARコンテンツを関する調査アンケートを実施した。
アクアスターが開発したARアプリのコンテンツジャンルから使ってみたいアプリを選んでもらったところ、1番多かった回答が「ゲーミングAR」の29.0%、2番目に「お絵描きAR」の22.3%、3番目に「ワープAR」で20.8%となった。
割合が低かったコンテンツは、「GPS AR」「フェイスチェンジAR」「タレントフォトAR」で自分の顔が映ってしまうものや位置情報など個人に関係する情報を使用するコンテンツが選ばれにくい傾向が見られた。
年齢や性別ごとに数値を見たところ、男性の10代は「GPS AR」が1番人気で、女性の10~20代では「タレントフォトAR」の割合が多い結果が出ている。
ARを体験する際に、専用のアプリをダウンロードしなければならない場合「インストールしたいと思わない」が75.8%、「インストールしたいと思う」が24.3%だった。ARコンテンツを体験してもらう際の心理的障壁がアプリのダウンロードであることがうかがえる。
「インストールしたいと思わない」と答えた人にその理由を聞いたところ、55.1%が「余計なアプリを増やしたくないから」、次いで32.7%が「インストールするのが面倒だから」32.0%が「デバイスの容量を増やしたくないから」と回答した。アプリをダウンロードする手間やデバイスの容量がARコンテンツ普及の高い壁になっている可能性があり、ストレスを感じさせずに楽しんで体験させられる設計づくりがポイントだということがわかる。
ARコンテンツを体験したことがあるかを質問したところ、 81.5%が「ARコンテンツを体験したことがない」と回答し、「体験したことがある」のは18.5%となった。また、男女でも体験の差が見られ、「体験したことがある」と回答した男性は約7割を占めた。
ARを体験したことがある人を対象にARを体験した際、どのような気持ちになったかを質問したところ、58.1%が「楽しかった」ついで、31.1%が「次も使ってみたいと思った」18.9%が「役立った」と回答。 一方で、14.9%が「使い方がわからなかった」と回答している。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国の男女400人
- 回答者数:400人
- 調査期間:2021年10月13日(水)〜2021年10月15日(金)