アディダス ジャパンのストリートスポーツウエアブランド「adidas Originals」は、限定NFTコレクション「Into the Metaverse」を発表し、メタバースの世界へ参入する。
本コレクションは、NFTコミュニティのパイオニアとして知られるBored Ape Yacht Club、gmoney、PUNKS Comicの制作チームとの共同開発で誕生した。
12月17日(日本時間12月18日)に発売されるNFTのオーナーになると、adidas Originalsが提供する体験をはじめ、ブロックチェーンを活用したNFTゲーム「The Sandbox」やその他プラットフォームで使用できるバーチャルウェアラブル、それと同デザインの実際のプロダクトを手にすることができる。またadidas Originalsは「Indigo Herz」という名のBored Ape Yacht Club NFTを購入、最も熱狂的なNFTコミュニティへも参加する。
今回の発表に先駆け、ブランドのメタバースへの第一歩を記念したNFTのステータスバッジ「POAP(Proof of Attendance Protocol)」を無料で入手できるチャンスをCONFIRMED アプリ会員限定で提供した。その後、PUNKS Comic Issue 2のデジタルとフィジカル版の両方に、今回のコレクションを着用したIndigo Herz、gmoney、CryptoPunk Courtneyが登場し、4-wayコラボレーションの誕生を祝福した。
adidas Originalsはクリエイターのコミュニティを支援するために、The Sandbox内にある仮想の土地の一部を取得し、限定コンテンツや体験を充実させる計画を進めている。また、ブランドが所有するデジタル資産は、大手暗号資産取引所のCoinbaseとの連携により、セキュリティを担保している。
Scott Zalaznik(Chief Digital Officer at adidas)は、次のようにコメントしている。
「ブロックチェーンは、この時代の最も革新的なテクノロジーのひとつです。会員同士の繋がりが、無限の可能性を解き放ちます。Web3を活用して構築されたその基盤は、パートナーシップ、デジタルグッズを通じたエンゲージメント、よりインクルーシブな未来への道筋を描く上で、新たにクリエイティブな機会を与えてくれるでしょう。」
デジタルおよびフィジカルなウェアラブルは、2022年、「Into the Metaverse」のNFTのオーナーを対象に利用可能になる予定。