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2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

ふるさと納税の返礼品で旅行したい人は約7割 旅行クーポンは6割が電子版より紙を希望/JTB調査

 ふるさと納税を通じた交流創造事業を推進するJTBは、「ふるさと納税と旅行に関する意識調査」を実施。ふるさと納税を通じた地域への関心度や、返礼品としての旅行の利用意向について調査し、その結果をまとめた。

 同調査結果の詳細は、次のとおり。

ふるさと納税の利用経験者は約3割

 ふるさと納税を「利用したことがある・利用している」と回答した人は28.4%。一方、「利用したことがない」と回答した人は67.9%で、約7割を占めた。

ふるさと納税の利用経験者の9割以上が継続利用意向

 ふるさと納税の利用意向は、「利用したい」が60.9%で過半数を超えた。ふるさと納税の利用経験別にみると、利用経験者は95.8%が継続して利用意向を示した。一方、利用経験がない人でも、46.4%が今後利用したいと回答している。

ふるさと納税の返礼品に旅行(宿泊券や旅行クーポン)があることを知っている人は約4割

 ふるさと納税の返礼品に旅行があることを「知っている」と回答した人は39.3%で、「知らなかった」が過半数を超えた。

 ここからは、今後ふるさと納税の利用意向がある人に対して本調査を行った。

ふるさと納税をする、してみたい理由は返礼品と節税

 ふるさと納税を利用している・してみたい理由は、「返礼品がもらえてお得感があるから」(62.2%)、「税金が控除されるから」(56.1%)、「ふるさと納税ならではの返礼品があったから」(39.9%)の順で高い結果となった。

ふるさと納税でもらいたい返礼品は食料品や旅行クーポン

 ふるさと納税の返礼品でもらいたいものは、「肉類・海鮮類・果物・お米など、その地域の食料品」が75.1%ともっとも高くなっている。

 「ホテル・旅館の宿泊券や補助券など、その地域への旅行クーポン」は 34.5%で、3番目に高い結果となった。

ふるさと納税の返礼品を利用して旅行をしたことがある人は約3割

 ふるさと納税の利用経験者に、返礼品として旅行を利用したことがあるかを聞いたところ 「旅行をしたことがある」と回答した人は33.4%。ふるさと納税の返礼品として旅行を利用したいか聞いたところ、「利用してみたい、今後も利用したい」が68.2%と約7割を占めた。

旅行クーポンは、電子クーポンより紙の旅行券を希望する人の方が多い

 ふるさと納税を利用した旅行をしてみたいと回答した人に、旅行クーポンはどのような形態で配布されるのが好ましいかを聞いたところ、「郵送で届く紙の旅行券・旅行ギフト券」が60.5%で、電子クーポンよりも高い結果に。

ふるさと納税で旅行を選ばない理由は新型コロナの影響

 ふるさと納税を利用した旅行をしたいと思わない、わからないと回答した人に理由を聞いたところ、「コロナ禍でいつ旅行ができるか分からない」(30.2%)がもっとも高く、次いで「他に優先したい返礼品がある」(26.2%)、「ふるさと納税を利用しなくても旅行をする」(24.7%)となった。

コロナ禍におけるふるさと納税に関する気持ちや行動の変化はあった

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、ふるさと納税への気持ちや行動の変化があったかを聞いたところ、「より返礼品のお得感があるものを選ぶようになった・選びたい」(26.4%)がもっとも高く、次いで「現地に行って応援できないので、代わりにふるさと納税をした・したい」(21.6%)となった。なお、「特に気持ちや行動の変化はない」は 36.3%だった。

ふるさと納税を通じて、地域への関心度は高まっている

 ふるさと納税を通じて、納税先の地域に興味を持ったことがあるか聞いたところ、34.5%が「ふるさと納税をしたことで、以前よりもその地域に親しみを感じるようになった」と回答。 「その地域に訪れてみたくなった」は24.7%で、「ふるさと納税をした後、その地域に実際に訪れたことがある」も13.6%となった。

ふるさと納税で利用してみたいサービスは特別感

 ふるさと納税で利用してみたいサービスは、納税者限定の「特産物セット」(37.1%)や「特別な宿泊プラン」(34.0%)など返礼品そのものに対するもののほか、「旅行先でふるさと納税をし、その場で返礼品をもらう」(25.9%)、「自分で探さなくても、最適な返礼品をレコメンドしてくれる」(23.0%)サービスも2割以上となった。

ふるさと納税を利用した旅行でしてみたいこと

 通常は利用できない施設への訪問や体験など、ふるさと納税を利用した旅行限定の特別なプランへの回答が多くみられた。

 具体的には、「返礼品の申し込み先への訪問」「地元の人しか知らないような場所に行ってみたい」などのほか、「エリアを限定せずに使えること」や「自分で料金をプラスして、宿泊を豪華にしたい」などの意見もみられた。

調査概要
  • 調査実施期間:2021年11月12日~16日
  • 調査対象:全国20歳以上の男女個人
  • サンプル数:事前調査 5,881名 本調査 1,030名(事前調査で「ふるさと納税を利用してみたい/今後も利用したい」と回答した人を抽出し本調査を実施)
  • 調査内容:ふるさと納税の利用意向、ふるさと納税の旅行経験、ふるさと納税後の地域との関係性などについて
  • 調査方法:インターネットアンケート調査

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