ドーモは、西濃運輸が企業価値向上を担うロジスティクス部門の営業強化を図るために、クラウド型Modern BIの「Domo」を導入し、効果を上げていることを発表した。
西濃運輸は近年、輸送事業を中核としたロジスティクスサービスの提供に注力しており、ロジスティクス部門では流通加工や在庫管理を含む倉庫内業務と輸配送業務の両面でサービス向上を図っている。
顧客の課題を解決する的確なソリューションの提供に向けて、迅速な原因把握と多角的なデータ分析に基づく提案型の営業力を養う必要性が高まっていた。
西濃運輸では2020年秋のDomo導入以降、迅速に課題の原因を把握できるようになり、業務効率の向上のみならず、Domoで多角的にデータを分析して速やかな意思決定につなげることが可能になっている。
営業担当者は、顧客ごとの実績データを簡単に取得する環境が整い、カスタマーリレーションの強化が図られている。 また、国内150か所の拠点ネットワークや輸送・入出庫データなど実績データを活用して、顧客にとって最適な物流拠点や倉庫のスペースを提案し、付加価値の高いサービスの提供を推進している。
西濃運輸は「ロジ・トランス」と呼ばれる物流機能と輸送機能を組み合わせたターミナル一体型施設を今年9月に相模原にオープンし、続いて、来年1月に龍ヶ崎、2月に名古屋西にもオープン予定。 拡大し続ける拠点データもDomoで一元管理し、デジタルトランスフォーメーション実現に向けて取り組んでいく考え。