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ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzine Day 地方キャラバンイベントレポート(AD)

名古屋・福岡・札幌でECテクノロジーを紹介 MICROAD DFs、ECzine Dayに登壇

ECzineでは、2015年12月に名古屋、2016年1月に福岡、3月に札幌でカンファレンス型イベント「ECzine Day」を開催。データフィード専門会社のMicroAd DFsは、3イベントともに登壇。データフィードツール『SKY』の紹介とともに、売上アップのコツと広告の未来について講演した。

12/2名古屋開催「ECzine Day 2015 NAGOYA」

 2015年12月2日は、「賢いテクノロジー活用でお客様の期待を超えるECサイトに」をテーマに掲げ、名古屋でイベントを開催した。

 基調セッションには、コメ兵 藤原義昭さん、パルコ名古屋店 伊藤智人さん、リンナイ 福本啓史さんが登壇。「『商売』の視点で考える、ECのこと、テクノロジーのこと」と題しディスカッションを行った。

 コメ兵 藤原さんはオムニチャネル、パルコ 伊藤さんはウェブを活用したコミュニケーション、リンナイ 福本さんはメーカーECとCRMで取り組んだ施策と成果についてそれぞれ紹介し、その後は、データ活用、コンテンツマーケティング、そしてテクノロジーの選びかたについてディスカッションを行った。講演の詳細はこちら

MICROAD DFs 取締役 井上茂樹さん

 基調セッションに続くのは、MICROAD DFs 取締役 井上茂樹さん。「~今流行りの広告とは?~ 話題のデータフィードを活用した売上UP術とちょっと未来の話」と題し、講演を行った。

 商品点数が多い事業者を中心に、フィード広告の活用が増えている現状を解説。フィード広告出稿のためのデータフィードの作りかた、それをもとに出稿できるフィード広告のプロダクトをいくつか紹介し、実際にCTRが向上した例をあげた。

 MICROAD DFsの後は、ブレインパッド、ユーザーローカル、Faber Companyの順で、プライベートDMP、マーケティングオートメーション、Web解析、コンテンツマーケティングのトレンドと、自社のツールの解説を行った。

 最後の特別セッションでは、トレンドのWeb接客ツール「Flipdesk」を提供するSocket 安藤祐輔さん、ファッション人工知能アプリ「SENSY」を提供するカラフル・ボード 渡辺祐樹さんが登壇。それぞれのツールについてビジョンや仕組みを述べるとともに、EC事業者のテクノロジー活用における考えかた、導入の基準等についてアドバイスした。

1/27福岡開催「ECzine Day 2016 FUKUOKA」

 年が明けて1月、「2016年福岡で考えるこれからのEC、変わること変わらないこと」と題し、福岡でイベントを開催した。

 基調セッションは、warmth 西井敏恭さん、ガシー・レンカー・ジャパン藤原尚也さん、JIMOS 川上智子さんというメンバー。「通販企業のデジタルシフト、先進企業に聞く最優先施策とポイント」と題し、ディスカッションを行った。

 ガシー・レンカー・ジャパン、JIMOSともに、業績だけを見ていれば、従来のマスメディアに広告を出稿し、電話で受注するスタイルでもビジネスを継続できそうに見えた。事実、売上は右肩上がりで伸びていたからだ。

 しかしながら、デジタルシフトを決め、現在加速度的に推進、もしくは終わらんとしている。きっかけ、具体的な広告費や組織・体制などを、イベント限定で公開し、その都度起きてくる問題や成果について、実際に社内でデジタルシフトを推進する「中の人」に役立つ意見が飛び交った。講演の詳細はこちら

 次に、MICROAD DFs 井上茂樹さんが登壇。昨今のEC事業者からのニーズとして「新規ユーザーの獲得」があるが、ダイナミックリターゲティングだけでは、それがかなわずにいた。そこで新たに提案するのが、外部の共通ポイントサービス、ASPカートのデータも活用して配信するダイナミックオーディエンスターゲティングだ。これらのデータをもとに、ユーザーの趣味趣向に合わせて、商品リストを自動生成し、広告配信を行うとプロダクト。

 2015年7月にリリース後、3ヶ月でマイクロアド社に任された広告予算比率の20%を占めるまでになり、CTR2倍・CVR1.5倍向上、新規ユーザー購入単価30%向上といった成果に結びついているそうだ。

 MICROAD DFsの後は、ブレインパッド、ユーザーローカル、プラスアルファ・コンサルティングの順で、プライベートDMP、マーケティングオートメーション、Web解析、CRMシステムについて解説するとともに、事例を紹介した。

 最後の特別セッションの登壇者は、アンダス 前田哲郎さん、アサツーディ・ケイ 本松慎二郎さん、えそらフォレスト 林田七恵さん。「次世代ダイレクトマーケティングのヒントを探る!押さえるべきポイントはここだ!」をテーマにディスカッションを行った。

 歴史あるダイレクトマーケティングだが、時代の変化とともに、5年前と同じやりかたでは成果が出にくくなっていると言う。そうした状況下で、ブランディングも含めた新しいダイレクトマーケティングに取り組むための、考えかた、キーワード、2016年以降主流となるであろうテクノロジーを紹介し、意見を交わした。

3/25福岡開催「ECzine Day 2016 SAPPORO」

 3月には、「オンリーワンのECサイトになるテクノロジー活用のポイント」をテーマに、札幌でイベントを開催した。

 基調講演は、オイシックス 佐藤淳さん。「15期連続で過去最高売上を更新。ネットで食品を売り続けるために、オイシックスが取り組んでいること。」をテーマに講演した。

 15期連続で伸び続けている秘訣は「データドリブン」にあるとし、「データの先にお客さまがいる。データを変えるのではなく、人の行動を変えること」が重要だと述べ、ユーザーインタビューや、UIのテストをどう行っているか、具体的にステップとポイントを紹介した。

 基調講演に続き、MICROAD DFs 井上茂樹さんが登壇。フィード広告市場の伸び、フィードを活用したダイナミックオーディエンスターゲティングへのニーズ・成果を述べると、同社開発の統合型データフィードマネジメントツール「SKY」を紹介。データフィード構築・加工を無料で行い、フィード広告配信につなげていく。

 最後に、「今後、データフィードの取り扱い幅はますます広くなっていきます。ECサイトはフィードの扱いかたを最適化し、広告配信につなげていくべきです。外部もふくめた、さまざまなデータと掛け合わせることで、より価値が生まれていくでしょう」と述べ、講演を終えた。

 井上さんの後には、ブレインパッド、アナグラム、アマゾンジャパンが続いた。プライベートDMP、マーケティングオートメーションのほか、リスティング広告の見直しや、Amazonログイン&ペイメントの事例を紹介し、最新のECテクノロジーのトピックスを届けた。

 最後は、メガネスーパー 川添隆さんの特別講演で締めくくり。「EC知識ゼロからOK!メガネスーパーが教える賢い集客・ECツールの選びかた」と題し、モールと自社ECの戦略の違い、事業規模問わず使える集客・ツールとそれぞれの活用メソッド、そして賢いシステムの選びかたと展開していった。最後に目下取り組んでいるオムニチャネルへの展望を述べ、イベントを締めくくった。

 約半年にわたる、ECzine Day 地方キャラバンイベントはこれをもって終了。2016年は東京での開催を中心にしながらも、全国のEC事業者へのECテクノロジーに関する情報を、さまざまな形で行っていく。

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://eczine.jp/article/detail/3032 2016/04/27 08:00

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