セーフィー、Kix、Hacobの3社は、日本郵便の新東京郵便局にて、車両の受付業務自動化と現場作業の省力化を目指した実証実験を2024年10月から12月まで実施している旨を発表。
実証実験概要
同実証実験では、セーフィーのクラウドカメラとAI技術を活用し、車両ナンバーを自動認識。Hacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth」と連携させ、事前の入場予約がある車両のスムーズな誘導を実現することで、ドライバーの待機時間を削減している。
さらに、「MOVO Berth」のダッシュボードから車両の入退場記録や荷待ち時間の全体傾向を可視化することで、物流現場のオペレーション効率化を目指すという。
日本郵便では、「物流の2024年問題」において、持続可能な物流を目指すべく荷主事業者として「荷待ち・荷役作業等にかかる時間の把握、2時間以内ルール」をはじめとする「物流の改善提案と協力」「出荷に合わせた生産・荷造り」「納品リードタイムの確保」に取り組んでいる。今回の実証実験で収集したデータをもとに、同社は荷待ち時間や荷役時間の分析をおこない、より効率的なトラック受付・荷役体制の確立を目指すとのこと。