SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

楽天グループ、SPU改変などで国内EC流通総額は減少し1.5兆円に/2024年度第3四半期決算

 楽天グループが、2024年度第3四半期の決算を発表した。売上収益は「インターネットサービス」「フィンテック」「モバイル」の全セグメントにおいて、当四半期として過去最高の5,667億円(前年同期比9.3%増)となっている。国内EC事業の結果は次のとおり。

楽天スーパーロジスティクスなど成長投資ビジネスが増収

 楽天市場における前年のふるさと納税の駆け込み需要による反動のほか、スーパーポイントアッププログラム(SPU)の改変などの影響により、楽天グループの国内EC流通総額は前年同期比で6.9%減少し、1.5兆円となった。これらの一過性要因の影響を除けば、前年同期比約5%増のプラス成長を維持しているとのこと。

クリックすると拡大します

 国内EC売上収益は、前年同期比2.5%増の2,300億円となった。楽天市場をはじめ同社の国内EC事業におけるコアビジネスは、前年同期比1.4%増にとどまり成長が鈍化。一方で、楽天スーパーロジスティクスなどの成長投資ビジネスでは、前年同期比10.3%増の成長を見せている。なお、国内EC営業利益は前年同期比-10.7%の250億円となっている。

クリックすると拡大します

2024年12月以降はプラス成長へ回復見込み

 楽天グループは、2024年12月以降はSPU改定などの影響が落ち着き、プラス成長に戻ると予測。2025年以降の国内流通総額について、一桁半ばから後半の成長率を見据える。中長期的に国内EC流通総額の成長を加速し、10兆円を目指すとしている。

クリックすると拡大します

 また、同社は2024年7月から「最強配送」を開始した。ユーザーの利便性向上に加えて配送・受取の選択肢拡充による再配達削減にも取り組んでいくとのこと。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/15768 2024/11/14 15:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング