楽天カードの種類と特徴
楽天カードでは、数種類のクレジットカードを提供しています。まずは、主な4種類について紹介していきます。
カードの種類 | 年会費 | 利用可能額 | 付帯保険 | 付帯サービス |
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楽天カード | 無料 | 最高100万円 |
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なし |
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | 最高200万円 |
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楽天プレミアムカード | 1万1,000円(税込) | 最高300万円 |
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楽天PINKカード | 無料 | 最高100万円 |
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女性限定特典 |
このほかにも、楽天ポイントもマイルも貯まる「楽天ANAマイレージクラブカード」や、楽天ポイントとアルペンポイントが貯まる「アルペングループ 楽天カード」、満18歳以上28歳以下の学生が利用できる「楽天カード アカデミー」、楽天銀行のキャッシュカードと楽天カードの一体となった「楽天銀行カード」もあります。
楽天カードのポイント還元率
楽天カードのポイント還元率は、他のクレジットカードと比べて高い還元率となっています。詳しく見ていきましょう。
楽天市場内でのポイント還元率
楽天市場でのお買い物の際に楽天カードで支払いを行うことで、基本的には100円につき1ポイントが付与されます。
加えて、楽天カード独自の「SPU=スーパーポイントアッププログラム」を活用すると、ポイントがアップします。たとえば、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、ポイントが+4倍になります。
楽天以外のポイント還元率
楽天カードは、楽天のサービス以外を利用した際の支払いでもポイントを獲得できます。楽天市場以外のショッピングサイトや街のお買い物などで楽天カードを利用した場合、クレジット決済100円ごとに1ポイントが付与されます。
ポイント還元対象外・異なる利用先
税金や保険料などの支払いでも楽天ポイントを獲得できますが、還元率が異なるため注意が必要です。税金や公共料金などの支払いに楽天カードを利用した場合は500円につき1ポイント、保険料や携帯電話利用料金の支払いの場合は200円につき1ポイントが付与されます。
また、以下の場合はポイント付与の対象外となります。
- 年会費:楽天ETCカード年会費、カード年会費など
- キャッシング
- 決済サービスへのチャージ分
詳細は公式サイトを確認しましょう。
他社カードと比較!楽天ポイントのメリット

クレジットカードは複数の種類があり、初めてカードを作る人は、どのクレジットカードが良いのか悩むことも多いはずです。
楽天カードに関する5つのメリットをご紹介しますので、他のカードとの比較材料として、ポイントを押さえておきましょう。
メリット1:年会費永年無料
楽天カードは、年会費が永年無料です。
クレジットカードの年会費とは、1年間カードを使用するために、カード会社へ支払う利用料金のようなもの。年会費無料のクレジットカードには、入会初年度無料・条件付きの無料などがありますが、楽天カードは、無料になるための期限や条件はありません。
メリット2:高いポイント還元率
楽天カードの大きなメリットは、高いポイント還元率です。
楽天カードのポイント還元率は100円につき1ポイントになります。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%前後ですので、楽天カードがいかに高い還元率なのかがわかります。
メリット3:ポイントの使い道が豊富
楽天ポイントは、使い道が非常に豊富です。
楽天ポイント使い道の例
- 楽天カードの支払い
- 公共料金などの支払い
- 楽天証券の投資
- 楽天銀行の振込手数料
- 楽天ペイで実店舗の支払い
楽天グループでの利用はもちろん、Edyにチャージしたり、楽天ペイを使ったりすれば、楽天ポイントのマークがある加盟店で使用が可能で、さらにカードの支払いにも使えることが特徴です。
メリット4:お得なキャンペーンが多い
楽天カードは、ポイントを還元するお得なキャンペーンが多いことも特徴です。
ポイント還元キャンペーンの例
- 新規入会+利用
- Edy機能付帯・オートチャージ設定
- 家族カード新規同時入会+利用
- 自動リボ払い登録
- 楽天カード紹介
- 全額ポイント還元
常にポイントを還元するキャンペーンを実施しているため、知らないうちに多くのポイントが貯まっていた……ということもあります。
メリット5:2枚持ちが可能
楽天カードは、現在持っているカードに加えて、2枚目のカードを作ることができます。2枚持ちすると、次のようなメリットがあります。
- 利用シーンを使い分ける
- 楽天ポイントをさらに貯めることができる
- 引き落とし口座を分けられる
- 異なるデザインや券種のカードを持てる
楽天カード2枚持ちの注意点
基本的には異なるデザインや券種のカードを持つことが可能です。ただし、以下のケースでは2枚目のカードを発行できないため注意しましょう。
今持っているカード | 2枚目の申し込みができないカード |
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楽天PINKカード | 楽天PINKカード |
楽天ゴールドカード | 楽天ゴールドカード/楽天プレミアムカード |
楽天プレミアムカード |
楽天ゴールドカード/楽天プレミアムカード |
2枚目を申し込む際には、上記以外のパターンを選ぶよう注意してください。
楽天カード利用に向いている人とは?

楽天カードは、年会費無料・高いポイント還元率などが魅力のクレジットカードです。楽天カードを使うとメリットがありそうなのはどのような人なのでしょうか。
楽天市場での買い物が多い
楽天市場でよく買い物をする人は、楽天カードがおすすめです。他の楽天関連サービスを利用する際に適用されるSPUだと、楽天市場での買い物でさらにポイントアップできます。
楽天ペイ・楽天Edyをよく利用する
楽天カードは、楽天ペイや楽天Edyをよく利用する人にも向いています。
楽天ペイは、楽天カードでチャージするとポイント還元率が1.5%。また、その月の楽天ペイ利用額を楽天カードのカード払いとまとめて支払うと、楽天ポイントも貯まります。
楽天Edyへ楽天カードからチャージすると200円につき1ポイントが付与。チャージでポイントが貯まるためお得です。
ポイント還元を最大限利用する!楽天カードの上手な使い方
ユーザーに高評価の楽天カードのポイント還元。さらに上手な使い方を知って、ポイントを最大限利用できるようにしましょう。
高還元率の日を狙ってまとめ買い
楽天市場では、毎月、高還元率の日があるためその日にまとめ買いをすると多くのポイントを得られます。具体的には、毎月「5」と「0」がつく日に楽天カードを使ってお買い物をするとポイントが4倍になります。ただし、事前エントリーをしないと対象外となるため注意しましょう。
楽天カードの支払いをポイントで
楽天カードの支払いをポイントで行うと、1%のポイントが付与されます。
- 楽天市場の買い物
- 楽天証券での投資
- 楽天Edyへのチャージ
これらにポイントを充当することができますが、支払った金額に対するポイント付与はありません。
楽天カードの支払いに充当することで、支払い金額が軽減されるとともに、ポイントもゲットすることができるので、もっとも上手な使い方といえます。
楽天銀行を引き落とし口座に
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることで、さらにメリットが生まれます。楽天銀行の普通預金金利がアップしたり、引き落としがあるたびにポイントが貯まったりするため、お得に利用ができます。
SPU:楽天グループのサービスを活用
楽天グループはさまざまなサービスを提供しており、楽天独自の「SPU」というキャンペーンを行っています。
SPUとは
SPUとは「スーパーポイントアップ」の略で、楽天グループのサービスを使うほど楽天市場でのお買い物の際に得られるポイントがアップする仕組みです。
楽天カードを使って楽天市場でお買い物したとき、100円につき1ポイントが付与されます。しかし、SPUだと以下のようなポイントアップも実現します。
- 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」契約とエントリーで+4倍
- Rakuten Turboまたは楽天ひかり契約とエントリーで+2倍
- 楽天でんきを契約して前月利用5,500円以上かつクレジットカードによる決済完了で+0.5倍
楽天サービスを利用するほどお得になるため、他サービスの利用・契約も検討するとよいでしょう。なお、2025年2月1日からは、楽天モバイル、楽天モバイルキャリア決済、Rukuten Turboまたは楽天ひかりについては、エントリーが必要になっています。

ふるさと納税を楽天市場で
応援したい自治体へ寄付をして、お礼の品をもらえる「ふるさと納税」。節税対策として行っている人も少なくありません。
楽天市場にはふるさと納税ができるページがあり、そこから寄付をすると通常のお買い物と同じく100円につき楽天ポイント1ポイントを得られます。さらに楽天カードで楽天ふるさと納税をすると、SPUによりポイントは3倍になります。
ポイント還元率を理解してお得に楽天カードを使おう
クレジットカードは、生活に欠かせないツールとして、多くの会社が発行しています。自分の生活に合ったカードを選び、上手な使い方をすることがポイントです。
楽天カードはポイント還元率が高く、さまざまなキャンペーンも実施しています。情報収集を行い、ポイント還元率を理解した上で使うように心がけましょう。