楽天と日本郵便はこれまでも、ゆうパックの受取りができる宅配ロッカー「はこぽす」やコンビニエンスストア、楽天が提供する商品受取りロッカー「楽天BOX」において、楽天市場での購入商品の受取りに関して協業し、EC物流および配送における効率化について試行や検討を続けてきた。
しかし、宅配に占める不在再配達の比率は依然として高く、その低減がEC物流において喫緊の課題となっているとして、両社の連携を強化するに至ったとのこと。両社は、ECサービスの利用者が不在を気にせずに、商品一度で確実に受け取れるようなラストワンマイル配送サービスの仕組みの整備や施策を検討していく。具体施策は、以下のとおり。
- 拠点受取サービスの拡充(コンビニエンスストア、郵便局、はこぽす、楽天BOXでの受取)
- 指定場所配達サービスの実施
- 通知サービスの充実
- 1回で受け取った際の楽天スーパーポイントの付与
これらの施策を推進するため、楽天市場の出店店舗向けに共同で営業を行い、特別運賃の提供も開始する。