ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「ECサイト選択基準に関する実態調査」【ファッション編】の結果を発表した。
ECサイトで購入したことがあるアイテム1位は「日常で着用するトップス」
ECサイトで購入したことがあるファッションアイテムについて尋ねたところ、最も購入したことがあると答えたユーザーが多かったのは「日常で着用するトップス」(61.1%)だった。「日常で着用するボトム」(48.9%)も比較的購入したことのあるユーザーが多く、「ビジネス用ジャケット」(8.2%)や「ビジネス用ボトム」(8.4%)と比較すると、日常利用するためのファッションアイテムをECサイトで購入する傾向があることがわかった。
半数以上がショッピングモール系ECサイトを利用
直近1年間にファッションアイテムを購入したECサイトを複数回答可で調査した結果、65.6%のユーザーが楽天、Amazonなどのショッピングモール系ECサイトを利用していた。次いで回答者が多かったのは、ユニクロなどのファストファッション系ECサイトの26.0%で、ショッピングモール系ECサイトの4割程度となった。
年齢が若いほどスマートフォンから購入
年齢が若いほど、ファッションアイテムをECサイトで購入する際にスマートフォンを利用する率が高いことがわかった。20代の58.4%が、スマートフォンの「ブラウザ」を利用し、ECサイトでファッションアイテムを購入していると回答した。
ECサイト選択基準
ファッションアイテム別にECサイトの選択基準を調査。「日常で着用するトップス」のECサイト選択基準を見ると、「価格の安さ」(60%)、「品揃えの豊富さ」(55.4%)のふたつが突出して高かった。「このアイテムはECサイトでは買わない」との回答を除けば、他の全アイテムにおいて、選択基準上位ふたつを「価格の安さ」と「品揃えの豊富さ」が占めた。
4割強が「カートに入れてもすぐには買わない」
全体の56.7%は商品をカートに入れたタイミングで購入していたが、「セールの時期を待つ」(10.1%)や「数日間検討」(8.7%)など、43.3%は時間を置いて購入していた。
【調査の実施概要】
調査名 :「ECサイト選択基準に関する実態調査」【ファッション編】
調査期間 :2016年10月6日(木)~10月7日(金)
調査対象 :直近1年間に、ECサイトでファッションアイテムを購入した、20~50代の男女1,104名