パナソニックエコソリューションズ(以下、パナソニック)は、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、あわら市在住の共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」(以下、本実証実験)を2016年11月より開始する。
本実証実験では、パナソニックの戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」を対象100世帯に設置。宅配便の再配達の状況を調査し、2017年1月下旬に中間発表、2017年4月中旬に最終結果発表をする予定。本実証実験により、福井県あらわ市で「宅配便の再配達がない」まちを目指す。
本実証実験は、共働き世帯が増加する現代において課題の一つとなっている「宅配便の再配達」に着目し、その具体的な改善策を提唱するためスタート。「宅配便の再配達」は、荷物が受け取れないストレスといった生活面だけでなく、再配送によるCO2排出量の増加など環境面にも関連する社会問題となっている。
今回は、宅配ボックス設置前後でどのような生活環境の変化が生じるかを、主催:あわら市、パナソニック、協力:日本郵便、ヤマト運輸が共同で実証実験を行う。