ジャストシステムは、15歳~69歳の男女1,100名を対象に行った「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2016年9月度)」の結果を発表した。
20代女性の6割以上が、パソコンよりも「スマートフォンでネットショッピング」
直近1年間にネットショッピングをしたことがある人に、ネットショッピング時、主に利用する機器について聞いたところ、「パソコン(デスクトップ、ノート)」と答えた人は61.1%、「スマートフォン」と答えた人は34.0%だった。ネットショッピング時に「スマートフォン」を利用する女性の割合を年代別に見てみると、10代女性は67.6%、20代女性は62.0%、30代女性は64.8%と、いずれも「スマートフォン」の利用が6割を超えた。
スマートフォンでのショッピングでは、4割以上がWebよりも「アプリを利用」
主にスマートフォンでネットショッピングを行うと回答した人に、ネットショッピング時、Webとアプリのどちらを利用するかを聞いたところ、43.1%が「アプリの方が多い」と回答し、「Webの方が多い」(32.5%)を上回った。なお、「アプリとWebは同じくらいの頻度で利用」と答えた人は、21.9%だった。
コンビニエンスストアでの商品購入は、3人に1人が「キャッシュレス派」
コンビニエンスストアでの商品代金の支払いに、「現金を使わない」人は12.0%、「現金を使わないことが多い」人は15.2%、「現金で支払うことが多い」人は19.4%、「現金で支払う」人は48.4%だった。現金で支払う人が半数近くと最も多かった一方で、「現金を使わない」「現金を使わないことが多い」を合計すると27.2%と、約3割の人が現金以外で支払う場合が多いことが明らかになった。
キャッシュレス化によって、3割が「予定外の購入が増えた」
コンビニエンスストアやスーパーでは現金以外で支払うことが多いと回答した人のうち、「予定外の商品を衝動買いすることが増えた」人は30.3%だった。また、「ポイントや特典を受ける楽しみが増えた」人は72.6%、「現金以外の決済方法のあるお店を選ぶことが増えた」人は53.8%だった。
※いずれの数字も「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
【調査概要】
調査名:『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 (2016年9月度)』
調査期間:2016年9月29日(木)~9月30日(金)
調査対象:15歳~69歳の男女1,100名
調査手法:インターネット調査