ファッション通販サイトを運営するマガシークは、三越オンラインストアおよび伊勢丹オンラインストアと一部のブランドの在庫共有を開始した。これによって、マガシークと三越伊勢丹間で商品情報だけでなく、実在庫情報なども共有。マガシークは三越伊勢丹のブランド力を武器に、商品販売力を拡大することができる。
一方、三越伊勢丹は、マガシークで保管している在庫がある限り、商品の継続販売が可能となり、欠品による販売機会ロスを軽減できる。そして、メーカーはマガシークに納品することで、マガシークだけでなく(※1)、同時に三越・伊勢丹オンラインストアでも販売することが可能となり(※2)、複数のECサイトに納品することによる在庫の分散を軽減できる。
※1:マガシークが運営する「MAGASEEK」、マガシークとNTTドコモが共同運営する「d fashion」、マガシークと近鉄百貨店が共同運営する「HARUKAS STYLE」間でも在庫を共有。
※2:三越伊勢丹とメーカー間での取引交渉などの各種調整が別途必要になる。