iPhoneアプリ「ウケトル」は、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の3社に対応(※)し、荷物が今どこにあるかが正確に把握でき、発送時や荷物が届く直前、受取人不在の際にプッシュ通知を受けられる。再配達の依頼は、ほぼワンクリックで可能。一度入力した名前や郵便番号などは記憶され、2回目からは自動入力される。
ウケトルは2015年12月にリリースされ、今年4月に本格リリースを行ってからユーザー数が増加し、7月時点で総追跡貨物数が50万個を突破した。運営会社がこれらの貨物データを分析した結果、すでに国土交通省などで報告されている宅配不在率はおおむね正しいことが確認されたという。
同社は、宅配大手3社にまたがるビッグデータを活用し、より受け取りやすい条件などを研究するとともに、宅配ドライバーと消費者が荷物の受け取りでミスマッチしている原因を実態データから追求し、アプリの機能としてこれを解決したいとしている。また、8月に予定されている大幅なアップデートでは、さらにネットショップ生活が便利になる機能が提供される予定だ。
※
配送リストの自動連携に対応するネットショップ
・Amazon.co.jp
・楽天
配送リストの自動追跡に対応する配送会社
・ヤマト運輸
・佐川急便
・日本郵便