「平日に料理をする時間がない」
ドゥ・ハウスは、日本全国に住む30代~50代の有職既婚女性を対象に、料理の「作り置き」に関するウェブアンケートを実施し、有効回答を602人から得た。
直近1年間で、作り置きをしたことがある有職既婚女性は75.6%にのぼり、4人中3人の割合で実践している。作り置きをする頻度は「毎週」(36.0%)、「月に2~3回程度」(38.7%)が上位を占め、作り置きが生活の中でかなり浸透していることがわかる。実際に、書店では作り置きのレシピ本が多く平置きされており、関連する情報の需要が高まっていることがうかがえる結果となった。
有職既婚女性が作り置きをするきっかけは、全体で見ると「自身の復職・就職など働き方の変化(32.5%)」が最も高く、次いで「家族の生活のリズムの変化」(24.0%)。年代別に見ると、40代では1位「自身の復職・就職など働き方の変化」(39.2%)、2位「家族の生活のリズムの変化」(20.9%)となり、1位と2位の差は18.3ポイント。
作り置きをする理由としては「平日の調理時間の短縮」(27.5%)が最も高く、次いで「平日に調理をせずに済むようにするため」(26.2%)となった。有職既婚女性にとっての作り置きは、平日の調理時間短縮だけではなく、平日には調理をしないことを目的としている人も多く、有職既婚女性が平日に時間がない様子がうかがえる。
料理を保管する冷蔵庫・冷凍庫のスペースがほしい
作り置きに関する悩みや不満を聞いたところ、1位「メニューがマンネリ化する」、2位「料理を保管する冷蔵庫・冷凍庫のスペースに限りがある」、3位「鮮度が落ちる」となった。しかし、作り置きをしない人の料理についての悩みの1位も「メニューがマンネリ化する」となっており、共通の悩みとなっていることがわかった。
また、作り置きをする人ならではの悩みとしては、1位と僅差で「料理を保管する冷蔵庫・冷凍庫のスペースに限りがある」が2位となっており、今後、有職既婚女性が増えることを考えると、作り置き料理の保管に適した冷蔵庫の需要が高まる可能性もある。
【調査概要】
「作り置き」に関するアンケート
調査期間: 2016年5月10日(火)~5月13日(金)
調査手法: ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用。日本全国に住む30代~50代の有職既婚女性対象に有効回答を602人から得た。
※タイトルの訂正について
公開時のタイトルが「夕食既婚女性の75.6%が」となっておりましたが、「有職既婚女性」に訂正しました。(2016.5.27)