今回、アスクルとマネーフォワードは新たなサービスを共同開発・展開するため業務提携を発表。まず、マネーフォワードのクラウドサービス「MF クラウドシリーズ」をベースに、「ASKUL」利用者向けに「MF クラウド for ASKUL(仮称)」を提供。全国約1400社のアスクルエージェントやカタログなどを通じて、適切なクラウドサービスを案内し、安心して導入できる支援体制を構築する。提供開始は2016年夏頃を予定している。
個人向けには、「LOHACO 家計簿 powered by Moneyforward(仮称)」を共同開発する。マネーフォワードの自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースに、アスクルの個人向け日用品ネットショップ「LOHACO」利用者向けに便利な機能・情報を拡充した家計簿アプリケーションを共同で開発する。両社がECサイトの利用者向けに自動家計簿・資産管理サービスを提供するのは、今回が初の取り組みとなる。
このアプリケーションでは、「LOHACO」のタイムセールに関する情報やお得なクーポンを提供。支出履歴の確認画面から「LOHACO」での追加購入が可能なほか、銀行やカード、通販サイトなど2580以上の金融関連サービスから、資産や入出金情報を自動取得したり、レシートをスマートフォンのカメラで撮影するだけで簡単に記録可能できる。提供開始は2016年夏頃を予定している。